【ブイクックデリの口コミ・評判】ヴィーガン冷凍弁当の味や料金は？

ブイクックデリはヴィーガン専門

ブイクックデリ はヴィーガン冷凍弁当（１食あたり970円～）を宅配してくれるサービス。冷凍宅配食を販売している会社は多数ありますが、ヴィーガン専門はおそらくブイクックデリだけではないでしょうか。

メディアでも多く取り上げられている、注目したいサービスです。

ブイクックデリの冷凍宅配食を冷凍庫に入れておけば、栄養士監修の栄養バランスに優れたヴィーガン料理を、好きなときにレンチンするだけで手軽に食べることができます。

ブイクックデリのヴィーガン食は高たんぱく

ヴィーガンの方は、肉や魚介類や卵などの動物性食品を一切食べませんね。そこで心配になるのがたんぱく質不足です。

たんぱく質は健康のために重要な栄養素です。人の体を作るために必要不可欠だからです。食事から摂ったたんぱく質が、筋肉、臓器、皮膚、髪の毛などの材料として使われます。また、酵素やホルモンとして代謝を調節したり、免疫機能を維持するなどの重要な働きも担っています。

そこでブイクックデリはたんぱく質を重視。ヴィーガン食でありながらも、全メニューにたんぱく質が11.5ｇ以上含まれています。日本人の食品摂取基準（2020年版）によると、１日のたんぱく質推定平均必要量は、成人男性で50g、成人女性で40gとのこと。ブイクックデリを１食利用することで、１日に必要なたんぱく質のうちの約23～28％以上をカバーできることになります。

ブイクックデリは解約OKの定期宅配

ブイクックデリでは、10種類のメニューの中から自分の好きな６品を選んで注文します。

「初回お試しセット」のようなものはなく、いきなり「定期宅配（定期購入）」という形をとります。これは、冷凍弁当宅配サービスではよくあることです。

でもご安心を！ブイクックデリの定期宅配には最低購入回数などありません。web上でいつでもスキップや解約OKです。つまり、１回のみの購入も可能です。

ですので安心して、お試し感覚で注文できます。

私が注文した６食は、クロネコヤマトのクール便で届きました。

段ボールには「ブイクックスーパー」と印字されていました。ブイクックスーパーは、ヴィーガン商品専門のネットスーパーです。ブイクック冷凍宅配食は、ブイクックスーパー取り扱い商品のうちの１つということになりますね。

ブイクックデリ弁当容器のサイズは 約 13 × 16.5 × 3.5cm。2024年3月にリニューアルされ、とてもコンパクトになりました。確かに冷凍庫に収まりやすかったです！

ちなみに容器は紙製。エコロジーにも配慮されています。

ブイクックデリ６食を口コミ

ブイクックデリのヴィーガン食は、容器のフィルムを少し剥がして、電子レンジで4分30秒ほど加熱するだけで出来上がり！とても簡単です。

肉団子と野菜の甘酢あん

肉団子と野菜の甘酢あんは、ブイクックデリ公式サイト によると人気No.1だそう。

フィルムを剥がした第一印象は、お野菜たっぷり！ 厚切りレンコンなどもあって、ボリューミー！

そしてレンコンの下に、大きい肉団子が３つはいっていました。これはオムニミートでできているそう。

オムニミートの肉団子を半分に切ってみました。外からも、中身も、普通の豚ひき肉の肉団子のように見えます。

そして食べてみたら……普通に美味しい！！

大豆たんぱくやえんどう豆たんぱくのおかげでしょうか、ツブツブ感が少しあり、食感も良いです。だしがよく染みていて、よいお味でした。

野菜の甘酢あんは、れんこん、椎茸、人参、たけのこなど、煮物に外せない具材ばかり。私が特に気に入ったのは肉厚椎茸。

椎茸自体の出汁が美味しく、椎茸ならではの歯ごたえも楽しめました。甘酢が利いてさっぱりしていますが、しっかり出汁が染みて、和風の旨味が深い味だなと感じました。

ひよこ豆のカレー炒めには、ひよこ豆、人参、いんげん、玉ねぎが使われていました。

カレーのスパイスがピリッと利いて、なかなかパンチのある味。ご飯が進みそうです。

ひじき煮は人参、むき枝豆、油揚げ入り。

しっかりした濃い味つけで、これもご飯が進みそう。

ミートローフ

フィルムを剥がすと、トマトソースがた～～っぷりかかったミートローフが登場しました。

ミートローフで使われているのは、やはりオムニミート。

切ってみたら、厚いオムニミートの中に、コーン、人参、いんげんがたっぷり。

ナツメグなどの香辛料とトマトソースの酸味がうまくマッチして、洋風のオシャレな味です。大きいので食べ応えたっぷり。お肉を食べているような満足感が感じられました。

副菜の１つは大豆ミートそぼろと小松菜のソテーです（弁当容器のフィルムには「菜の花のおひたし」とありますが、変更されたようです。原材料名の箇所に「大豆ミートそぼろと小松菜のソテー」と正しく書かれたシールが貼られていました）

ここでは名前の通り大豆ミートが使われいて、たんぱく質がしっかり摂れるようになっています。ニンニクの風味が利いていて、美味しかったです。

もう１つの副菜は切り干し大根のソテー。

ハーブの一種「ディル」も使われています。細かい緑色のものがディルです。

食べてみると、確かにディルの香りが利いています。切り干し大根と言えば、私は定番の煮物くらいしか思いつきません。でもこのソテーはディルのハーブとコーンの甘味がミックスされて、オシャレなおかずに仕上がっていました。

６種の彩り野菜ガレット

「ガレット」とは、本来そば粉で作るクレープのこと。でもここでは野菜ガレット。フィルムを剥がすと、随分濃い焼き色がついたガレットが登場しました。

このガレットには、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ペサン、赤パプリカ、黄パプリカと、６種類もの野菜が使われています。

食べてみると、ケイジャンスパイスが利いてスパイシー。焦げ目がついているところが特に香ばしくて、よいアクセントになっていました。

干し豆腐のサラダで、私は「干し豆腐」というものを初めて見ました。

干し豆腐は、固めの豆腐を圧縮・脱水し、干して作るのだそう。細く切られて麺のよう。低糖質・高たんぱくです。

ここでは、たけのこ、ピーマン、人参と和えられていました。ごま油が利いているせいか、サラダというより、中華風の炒め物を食べているような感覚です。パリパリした食感も楽しめました。

このお弁当は、見た目には野菜ばかりの献立のように見えます。でも干し豆腐などのおかげで、たんぱく質13.3ｇとしっかり摂れるようになっています。

ほうれん草ととうもろこしのソテーは、名前だけ見ると平凡な印象を受けますね。

でもこのソテーはディル入り。ディルのハーブが利いていて、風味豊かな、オシャレな味になっていました。

ベジフィッシュの台湾風味噌煮

このお弁当には、大きなべジフィッシュの台湾風味噌煮が２切れ入っていました。こちらは１食659kcalと、他のお弁当と比べてかなり高カロリー。たんぱく質も他の２倍近く（21.6g）摂れます。その秘密は、おそらくこの大きなべジフィッシュにあるかと。

べジフィッシュに使われているのは「ベジさば」。大豆たんぱく、小麦たんぱくなどで出来ているそう。海苔が巻かれています。横から見るとこんなに厚い！

切ってみたらこんな感じ。見た目は魚っぽくはありませんね。

さて、食べてみたところ、さばにそっくりとまではいきませんが、さばを食べているような雰囲気は感じられました。というのは生姜が利いていて、普通のさばの味噌煮に近い味わいがあったからです。

海苔が巻かれているところは海苔の風味があって、特に美味しい。とにかく大きいし、噛み応えがあるので、満腹感をアップさせてくれました。

副菜の１つはearthmeatといんげんの辛し和え。

earthmeatとはこちら。主原料は大豆たんぱく。つまりたんぱく質がたっぷり摂れるということですね。噛み応えがあって、鶏肉を食べているような感覚でした。

いんげんにはサクサク食感が残っていました。粉からしが使われているそうで、ちょっぴりスパイシーで、甘じょっぱくて美味しかったです。

枝豆オムレツに使われているのは、もちろん卵ではありません。主原料は木綿豆腐とひよこ豆粉。

切ってみたら、むき枝豆がたっぷり入っていることが分かりました。

食べてみたところ、ちょっとパサパサしていて固いです。普通のオムレツとはかなり違います。でも味は、きび砂糖の風味が利いていて、そう悪くはありませんでした。

海老と野菜のチリソース

フィルムを剥がすと、エビと野菜のチリソースのオレンジ色が目に飛び込んできました。

「どれが海老？」と思って野菜をよけてみたら、「ベジ小エビ」がしっかり３つ入っていました。

ベジ小エビの主原料は、大豆たんぱく、蒟蒻こんにゃく粉、澱粉でんぷんです。食べてみたところ、確かにエビのようなプリップリッとした食感があります。すごい技術！

「海老と野菜のチリソース」という献立名の通り、ベジ小エビの他に、椎茸、人参、玉ねぎ、たけのこ、むき枝豆も入っていて、野菜もたっぷり摂れるようになっていました。ピリ辛のチリソース味で全体が美味しくまとまっていました。

副菜の１つは肉じゃが。

お肉として使われていたのは「大豆バラ肉（乾燥）」です。

食べてみたら、確かに豚バラ肉のような柔らかさ。豚肉とは違うけれど、それほど違和感はありませんでした。

じゃがいもや玉ねぎが柔らかく、甘くておいしかったです。

もう１つの副菜はブロッコリーとザーサイ炒め。

ブロッコリーは柔らかすぎず、ちょうどいいゆで加減。ザーサイはシャキシャキ。ブロッコリーにザーサイの風味が染み込んで、美味しく仕上がっていました。

黒酢豚

黒酢豚が彩りよいですね！

黒酢豚に使われているのは大豆です。でも見たところ、豚肉そっくり！

切ってみてもこの通り、衣たっぷりの揚げた豚肉のように見えます。

食べてみたところ、普通の酢豚のコクがあり、かなり美味しい！言われなければ、大豆だとは気づかないかもしれません。

玉ねぎ、人参、ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカ、椎茸と野菜もたっぷりで、食べ応えの点でも味の点でも、満足度の高い主菜になっていました。

お豆の温サラダには、レッドキドニー、ひよこ豆、いんげん、玉ねぎが使われていました。私は豆類大好きなので、嬉しい一品。

お豆はホクホクしていました。いんげんはシャキシャキで食感が良かったです。ここでもディルが使われていて、風味高い、オシャレな味になっていました。

切り干し大根ときのこ煮は、人参、しいたけ、しめじ入り。

昆布が使われているそうで、確かに昆布の風味が利いています。甘味のある、ほっとするような味。美味しい箸休めになっていました。

ブイクックデリの評判

美味しい

便利

ちょっと苦手

SNSでは、「美味しい」「ヴィーガン食なのに満足感がある」「ヴィーガン食をレンチンだけで食べられるので便利」という評判・口コミが多かったです。

「クセがある」という口コミもありましたが、これはべジフィッシュなどを使ったヴィーガン食ならではのことでしょうね。普通の魚や肉とは違うので、食べにくいと感じる人もいるようです。

冷凍宅配のヴィーガン食が気に入るかどうかは、自分で試してみるのが一番です！ブイクックデリでは「定期宅配」という形をとりますが、会員登録しておけばマイページから簡単に解約できます。つまり、とりあえず１回だけ試してみることが可能です。

ブイクックデリの料金・送料

ブイクックデリの冷凍宅配ヴィーガン食は、10種類の中からお好みの６食を選んで注文します。

料金は、配送頻度によって次のように異なります。

配送頻度	料金（税込）
１週間に１回	970円／食 5,820円／6食
２週間に１回	990円／食 5,940円／6食
３週間に１回	1,020円／食 6,120円／6食
４週間に１回	1,040円／食 6,240円／6食

商品代金の他に、送料もかかります。

配送先	送料（税込）
関東・東海・中部 信越・ 北陸・南東北	855円
関西・北東北	976円
中国・四国	1,108円
北海道・九州・沖縄	1,372円

ちなみに、2024年4月現在、ブイクックデリは「パッケージリニューアル記念！キャンペーン」により送料無料です。お試しするには絶好のチャンスです！